[SCOOP!! ホンダ新型CB400続報] ヨンフォアでもCBXでもなく、スーパーフォアルックで2025年秋にデビューか?

AI要約

ホンダが新4気筒400cc車を開発中で、ネイキッド版のデザインはCB400スーパーフォアを彷彿とさせるものになる見込み。

ホンダは新型4気筒400ccネイキッドを開発中で、高出力路線ではなく総合能力で勝負する方針。

新型400ccネイキッドのエンジンは完全新設計で、高い環境性能とトータルパフォーマンスを重視する。

[SCOOP!! ホンダ新型CB400続報]  ヨンフォアでもCBXでもなく、スーパーフォアルックで2025年秋にデビューか?

ホンダが開発中の新4気筒400cc車に関して、新たな情報が入ってきた。フルカウル版とネイキッド版の2バージョンが開発中なのは既報どおりだが、今回の報告はネイキッド版。ヤングマシンが新たに入手した情報によると、そのデザインはCB400スーパーフォアの正当後継ルックとなりそうだ。

2023年に最高出力77ps、ラムエア過給時で80psという、ヨンヒャク史上最強の驚愕スペックで登場したニンジャZX-4R。ホンダのシン400はこの高出力路線は追わず、総合能力で勝負するとの情報だ。

2022年に生産を終了したCB400SFに代わる、ホンダの新型4気筒400ccネイキッドの新たな情報を入手した。まず、最大の注目点となる直4エンジンは従来からの予測通り、完全新設計で確定だ。

1986年のCBR400R(NC23)を源流とする旧CB400系エンジンでは現行のユーロ5はもちろん、今後10年以上先を見越した環境性能を持たせることは難しい。これは当然の判断だろう。

ただし、この新エンジンで史上最強の400cc・カワサキZX-4Rの77psに対抗するのかというと…決してそうではないらしい。狙うのはあくまでも総合的なバランスの高さ。カワサキのようなカリカリの高出力路線ではなく、トータルパフォーマンスを重視したホンダらしい味付けになるという。電子制御クラッチシステム「Eクラッチ」の搭載(追って追加?)が確実視されるのもこの情報を裏付けている。

とは言っても、スペック的にカワサキをまったく無視するのは難しいだろうから、最新ヨンヒャクとして同じ土俵の上とユーザーに判断してもらえる最高出力、具体的には70ps前後は期待してもいいだろう。いずれにしても、CB400SF最終型の56psを大きく超えてくるのは間違いない。

◆30年に渡る改良の結果、完熟と言えるほどの完成度を誇った最終型CB400SF。トータルバランスでこの車両の右に出るものはいない…と評価するプロも。「4気筒ヨンヒャク」の現時点における最高到達点だ。■CB400スーパーフォア 主要諸元■車重201kg(装備) ■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 399cc 56ps/11000rpm 4.0kg-m/9500rpm ■タイヤF=120/60ZR17 R=160/60ZR17 ■価格88万4400円~(生産終了)