トライアンフ スクランブラー400X乗り出しレポート:慣らし800kmを越えたら激変! DGR 2024にも参加!

AI要約

ムラタ(筆者)が新型トライアンフのスクランブラー400Xを購入し、1000km慣らしを終えて感じた変化について語る。

小川勤の試乗を通じて、スクランブラー400Xのシフトフィーリングやサスペンション、エンジンの改善点などについて触れる。

新車購入によるバイクの変化や成長を実感し、愛着が深まった体験について語る。

トライアンフ スクランブラー400X乗り出しレポート:慣らし800kmを越えたら激変! DGR 2024にも参加!

バイクライフ3年目を迎えるにあたって、“乗り換え”という選択がふと心に浮かんだライターのムラタ(筆者)。トライアンフの新型モデル「スクランブラー400X」を発表と同時に予約し、4月某日に納車!今回は1000kmの慣らし&無事に初回点検を終え、ディスティングイッシュト ジェントルマンズ ライド(DGR)にも参加した様子をお届け!

前回の記事では納車2日後の週末を利用してさっそく600kmほど走ってきた様子をお伝えしたが、慣らし1000km達成に向け時間を見つけては走るようにしていた。そんなある日、私用で横浜へ向かう途中に気づいた。「あれ、なんかいつもより気持ち良い! コーナリング抜群に気持ち良くないか? なにこの変化!」

天気も良く、道も混んでいなくて目的地までスムーズだったという外的要因による気持ち良さなのかと思ったが、帰路でも同じように感じたのだ、何かが違う…と。このとき走行距離を確認すると、820kmほど。とりあえず、私の経験値では何がどう変わってフィーリングが良くなったのかがイマイチ分からなかったので、一緒に仕事をしているモーターサイクルジャーナリストの小川勤に連絡。「一度、私のスクランブラー400Xに乗ってほしい」とお願いした。

小川はスピード400とスクランブラー400Xが発表されたときの海外試乗会にも参加しており、そのときのインプレを聞いて私は実車も見ずに購入を決意したという経緯がある。さらに私の納車したてのスクランブラー400Xにも一度乗っており、見極めてもらうにはうってつけの人物である。忙しいと言われつつ、とにかく変化に感動した旨を力説して試乗を依頼。返ってきた感想が以下だった。

「シフトのフィーリング、シフトダウンダウン時のエンジンブレーキの効き方、半クラッチの感覚など各所が馴染んで良くなった感じ。とくにサスペンションがよく動くようになったからコーナリングが気持ちいいんだよ。イギリスで乗った時にも思ったけど、本当に良いエンジンだな~。新車時から比べると中速~高速域の振動が減って、各部のフリクションがなくなっている。ブレーキも効くようになっているね」

ひゃっほー! だよね、だよね、いいバイクだよね!と1人興奮。新車で購入して、バイクってこんな風に変化していくのか! と体験できたことで愛着もより深まっていった。正直、1台目の新車の時はキャリアがなさすぎてこの変化を感じれらなかった。いま思うと、ちょっと残念ではある。