建築総合展、マンション管理フェア閉幕 断熱や防滑性能などPR

AI要約

名古屋市中村区名駅の愛知県産業労働センターで開催されていた建築総合展示会とマンション管理フェアが終了し、出展企業の新製品やサービスが紹介された。

YKK APが「アルミ樹脂複合窓」を紹介し、高い断熱性と結露防止効果をアピール。サンゲツとサングリーンはマンション向けの床材「防滑性ビニル床シート」をプレゼンテーションした。

補助金活用や意匠性の高さなど、新しい建材やインテリアアイテムの特長が来場者に伝えられたイベントとなった。

建築総合展、マンション管理フェア閉幕 断熱や防滑性能などPR

 名古屋市中村区名駅の愛知県産業労働センター(ウインクあいち)で開かれていた中部地区唯一の建築総合展示会「第53回建築総合展NAGOYA」と、「第12回マンション管理フェアinあいち」が28日、閉幕した。会期2日間の来場者数は4350人だった。

 出展企業では、建材メーカーのYKK AP(本社東京都)が外側のサッシがアルミ、内側が樹脂の「アルミ樹脂複合窓」を紹介。樹脂はアルミと比べ熱伝導率が低いため、断熱性が高く、結露も生じにくい。

 担当者は「価格はアルミサッシと比べて1・5倍ほど高いが、補助金を活用することで同等の価格で導入できる」と話した。

 サンゲツ(本社名古屋市)とグループ会社のサングリーン(本社名古屋市)は、マンションの廊下や階段向けの意匠性が高い床材「防滑性ビニル床シート」をアピールした。