ジョン・レノンゆかりの宿、装い新たに 軽井沢の万平ホテル、客室に温泉も
AI要約
長野県軽井沢町の万平ホテルは2023年からの大規模改修と改築のため一部を8月16日に先行オープンすることを発表。
先行オープンするのは1936年建築の本館アルプス館と新たに建て替えた愛宕館の一部で客室30室やメインダイニングルーム、カフェテラスなどがある。
ビートルズのジョン・レノンさんも家族と過ごしたことで知られ、グランドオープンは秋口を予定している。
長野県軽井沢町の万平ホテルは28日、大規模改修と改築のため2023年から休館している同ホテルのうち、一部を8月16日に先行オープンすると発表した。今年は1894（明治27）年の創業から130周年。装いを新たにして夏の利用者を迎える。
先行オープンするのは、現存する建物で最も古い1936（昭和11）年建築の本館アルプス館（国登録有形文化財）の1階部分にあるメインダイニングルームやカフェテラス、ショップの他、建て替えた愛宕館の客室30室。客室は全室に温泉が付いている。7月2日から一般向けの予約を受け付ける。
先行オープン期間は9月23日までとし、同24日からはグランドオープンに向けた準備のため再び休館する。アルプス館の客室など全ての施設が完成して迎えるグランドオープンは秋口を予定している。予約と問い合わせは同ホテル（電話0267・42・1234）へ。
ビートルズの故ジョン・レノンさんは1976（昭和51）年から亡くなる前年の79年まで毎年夏、軽井沢の万平ホテルに長い時で1カ月半、家族らと過ごした。妻のオノ・ヨーコさんの別荘が近くにあったことがきっかけで、レノンも環境を気に入っていたという。
