タカラトミーが社員の子供1人に200万円、出産育児祝い金制度新設

AI要約

タカラトミーが社員の子供1人につき200万円を支給する「出産育児祝い金」制度を導入。人事制度も改定し、大卒初任給を引き上げたり、短時間勤務制度を拡大することを発表。

仕事と家庭の両立を支援するため、様々な取り組みを行うことで、社員の生活をサポートしている。

変化する社会環境に対応するため、将来的なニーズに合わせて人事制度を柔軟に調整していく姿勢がうかがえる。

タカラトミーが社員の子供1人に200万円、出産育児祝い金制度新設

(ブルームバーグ): タカラトミーが社員の子供1人につき200万円を支給する「出産育児祝い金」制度を導入すると28日、発表した。出産費用や将来の養育費などを補助することで、社員の仕事と家庭の両立を支援する。

人事制度も改定する。年功賃金要素を払拭し、仕事や成果と関わりの薄い手当は廃止。大卒初任給を月額約1万円(4.3%)引き上げ、 24万2000円とする。

このほか、不妊治療を適用範囲とするなど、短時間勤務制度を拡大する。育児・介護休業を取得する社員の給与の約3割を原資に、業務をカバーする社員に「応援手当」 を支給する制度を試験的に導入する。人事諸制度の改定は7月1日付。

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