【速報】『目の動き』に反応 Apple初の『ゴーグル型端末』販売開始 スマホ革命に続き「Apple Vision Pro」がAR革命を世界に起こすか注目

AI要約

アメリカのIT大手、Appleが、AR技術を活用したゴーグル型端末「Apple Vision Pro」の日本での販売を開始。

手や目の動き、声による操作で、3次元化された世界で映画やビデオ通話を楽しむことが可能。

「ビジョンプロ」は日本、中国、シンガポールで販売開始し、イギリス、ドイツでも7月に発売予定。

アメリカのIT大手、Apple初のゴーグル型端末の販売が28日から日本でも始まった。

iPhoneを世に誕生させ、スマートフォン革命を起こしたアップルが、AR=拡張現実で新たな革命を起こすのか注目される。

アップルは28日午前8時から、AR=拡張現実に対応したゴーグル型端末「Apple Vision Pro(アップル・ビジョンプロ)」の日本での販売を開始した。

予約販売ではあるものの、大阪・心斎橋のアップルの店舗にも開店前に3人ほどの客が並んだ。

「ビジョンプロ」の価格は59万9800円~で、手や目の動き、声に合わせてアプリを操作し、従来のディスプレイを超えて、映画やビデオ通話などを3次元化された世界で楽しむことができる。

例えば特定のアプリを使いたいとき、目の前に浮かぶ多数のアプリのアイコンの中から使用したいアイコンを注視すれば反応し、人差し指と親指でポンとはじく動作をすることでアプリが起動する仕組みだ。

また、自宅やシェアオフィスなどモニターのない狭い場所でも、目の前に40型の大画面を浮かび上がらせ、メールを送ったり、資料を作成したりすることができる。

飛行機の機内に持ち込めば、Amazon Prime VideoやHulu、Disney+といったアプリを起動させ自分だけの映画館を機内に作りあげることも可能だ。

ことし2月に発売された「ビジョンプロ」は今回、日本のほか、中国やシンガポールなどで順次販売され、7月にはイギリスやドイツなど発売される予定となっている。