スマホメーカー2社、ミドルクラスの新モデルを同日発表 MotorolaとOPPOそれぞれの特徴

AI要約

MotorolaとOPPOが同日にミドルクラススマートフォンを発表。Motorolaは「moto g64 5G」を34,800円にて、OPPOは「Reno11 A」を48,800円にて発売。

Motorolaのmoto g64は5,000mAhバッテリーや120Hzリフレッシュレートのディスプレイを搭載。ミドルクラスながらも防水防塵性能やおサイフケータイ対応も特徴。

一方、OPPOのReno11 Aは67Wの急速充電に対応し、性能面では上位。Dimensity 7050プロセッサやAI機能を活用したカメラ編集機能も搭載。

デバイスメーカーのMotorola(モトローラ)とOPPO(オッポ)は20日、ミドルクラススマートフォンの新モデルを3万円台~5万円台で同日に発表した。

Motorolaからは「moto g64 5G」が34,800円(税込)にて発表された。「洗練された美しいデザインに優れた機能性を備えたミドルレンジの5Gスマートフォン」と銘打ち展開する本製品は177gの軽量筐体に5,000mAhバッテリーを備えており、ディスプレイはリフレッシュレート120Hzに対応したLCDパネルを採用することで、長時間の動画視聴に適する。

プロセッサは「MediaTek Dimensity 7025」を採用しており性能面では価格相応なものの、IP52相当の防水防塵に対応するほか、日本独自の仕様である「おサイフケータイ」にも対応。安価ながらもモバイルSuicaやQUICPayも使うことができ、機能性に優れた製品となっている。

一方、OPPOはミドルクラス「Reno A」シリーズの最新モデル「Reno11 A」を48,800円(税込)で発表。177g筐体、5,000mAhバッテリー、8GBメモリ・128GBストレージ、おサイフケータイ対応、SDカード対応など、Motorolaと共通する部分もあるが、1万円以上高価な分こちらのほうが性能としては上位になる。

特に充電速度についてはMoto g64が最大30Wである一方、Reno11 Aは独自規格の67W SUPERVOOC急速充電に対応。約20分で50%、約48分で100%の充電が可能(公称値)としており、前回のReno Aシリーズ比で2倍の向上が図られているという。ただし本体に専用充電器が付属せず、別途購入する必要があるのは注意したい。

プロセッサについてはMotolora同様にMediaTek製の「Dimensity 7050」を採用しており、わずかに性能が上がっている。また、カメラに関してはフラグシップ機ほどの高性能ではないものの、「生成AIを活用した写真編集機能を搭載することで撮影後の編集も楽しめるように」とアピールしており、背景除去などが利用可能とのこと。