SBI損保、イドムの修理工場に新システム導入 顧客が進捗をスマホで確認

AI要約

SBI損害保険がイドムと協力し、中古車事業向けに鈑金工程管理システムを導入することを発表。

システムはSMSで修理進捗状況を通知し、顧客との透明性を高める取り組み。

顧客体験向上を目指す協業の一環であり、SBI損保も情報を取得して迅速な顧客対応を実現。

 SBI損害保険(小野尚社長、東京都港区)は26日、中古車事業を手掛けるイドムに板金の作業状況をスマートフォンなどで確認できる「鈑金工程管理システム」を導入すると発表した。同システムはMIRAI(ミライ、玉中哲二社長、東京都千代田区)が開発したもので、入庫客はショートメッセージサービス(SMS)で修理の進ちょく状況も受け取れる。まず、7月にイドムが展開する「ガリバー」が持つ全国10カ所の板金工場が対応する。透明性の高いサービスを提供することで、顧客からの信頼感を高める狙い。

 SBI損保とイドムは23年3月から顧客体験の分野で協業しており、今回の取り組みもその一環。同システムを利用すると、SBI損保も作業の進行具合などの情報を得られるため、迅速な顧客対応の実現にメリットがある。