男子バレー日本の過酷日程に心配の声 1か月で4か国、2万9000km移動「大丈夫か」「きつそう」

AI要約

男子日本代表がネーションズリーグで米国に3-0で勝利し、世界ランキング2位に浮上。パリ五輪の前哨戦で好調。

過密なスケジュールや移動距離による選手への懸念がネット上で表明されている。

ブラン監督はファイナルへの進出に向けて前向きなコメントをしており、ヨーロッパ遠征を前向きに捉えている。

男子バレー日本の過酷日程に心配の声 1か月で4か国、2万9000km移動「大丈夫か」「きつそう」

 バレーボールのネーションズリーグ(NL)は23日、フィリピンで男子日本代表が予選ラウンド最終戦に臨み、米国に3-0(25-20、25-23、25-19)で完勝した。世界ランキング2位に浮上。パリ五輪の前哨戦で勢いづいている。一方、ネット上のファンの間では移動距離と日程を不安視する声も上がっている。

 ネーションズリーグで男子日本代表は大会通算成績は9勝3敗として、ポーランドで行われる27日開幕のVNLファイナルラウンドに進出。これまで5月下旬に予選ラウンド第1週をブラジルで戦い、6月4日から福岡で第2週、18日からフィリピンで第3週をこなしている。

 約1か月間で4か国、移動距離にして約2万9000キロ。日本代表は米国戦で主力を温存するなどしているものの、五輪1か月前にハードなスケジュールとなっている。

 X上のファンも「しかもファイナルラウンド自体もとても過酷な日程 体力とか大丈夫なのか心配になっちゃう」「五輪までの日程あまり間ないのがきつそうだなぁ」「ポーランドまで移動して27日には試合とかどんだけ過酷よ」「ゆっくり休んでくれ…そんで元気に五輪行こうな」などと心配の声を上げていた。

 日本代表のフィリップ・ブラン監督は福岡大会中の会見で「五輪前にもう一度ヨーロッパに行かないといけないのは、変えようがない」とファイナル進出へ向けてコメントしており、「五輪と同じシステム。前哨戦としては非常にいい機会だと思う」とトーナメント方式の戦いについても前向きだった。