中国と経済分野の対話継続 関西経済同友会、宮部氏が講演

AI要約

関西経済同友会の宮部義幸代表幹事が11月に中国を訪問し、経済分野の対話を重視する意向を示す。

関西財界代表団が万博への参加を呼びかける。海外交流の重要性を強調。

宮部氏は製造業の課題についてグローバル水平分業の変革を指摘。

 関西経済同友会の宮部義幸代表幹事(パナソニックホールディングス副社長)は26日、大阪市で開かれた関西プレスクラブの会合で講演し、関西財界の代表団が11月に中国を訪問することについて「政治的な対話が途絶えている中でも、経済分野の対話を継続させたい」と狙いを語った。2025年大阪・関西万博への来場も呼びかける。

 関西経済連合会など7団体で構成する代表団は12年ぶりに訪中。万博に出展するパビリオンの起工式で中国側から提案があったといい「万博をてこに海外交流に注力していきたい」と強調した。

 宮部氏は事業を取り巻く課題として「製造業はグローバル水平分業を変えないといけない」とした。