天皇、皇后両陛下が歓迎式典に出席 英王室との交流スタート
AI要約
英国訪問中の天皇、皇后両陛下は25日昼、ロンドン中心部で歓迎式典に臨み、歓迎と交流を開始。
チャールズ国王夫妻に出迎えられ、儀仗隊の閲兵後に馬車でバッキンガム宮殿に移動。
バッキンガム宮殿で昼食会、贈り物交換、晩さん会が行われ、天皇陛下がおことばを述べた。
英国訪問中の天皇、皇后両陛下は25日昼（日本時間同日夜）、ロンドン中心部にあるホースガーズで歓迎式典に臨まれた。英国での国賓として最初の公式日程で、英王室との交流が始まった。
歓迎式典に先立ち、ウィリアム皇太子が出迎えのため両陛下の宿泊するホテルを訪問。両陛下は皇太子とともに車でホースガーズに向かった。
青空の下、歓迎式典ではチャールズ国王夫妻が両陛下を出迎えた。礼砲や君が代の演奏があり、両陛下は国王とともに儀仗（ぎじょう）隊を閲兵した。
その後、両陛下は国王夫妻と馬車に乗り、バッキンガム宮殿に向けて出発。馬車列は騎兵乗馬連隊に守られながら進んだ。
バッキンガム宮殿では、王室関係者との昼食会の後、贈り物を交換。同日夜（同26日未明）には国王夫妻主催の晩さん会があり、天皇陛下がおことばを述べる。
皇后雅子さまは英国到着後、歓迎式典が初めての行事出席となった。宮内庁によると、長時間のフライトや事前準備で疲れが出て、医師の判断で休んでいたという。宮内庁幹部は「（公式行事出席のために）体調を整える必要があった」と話した。【ロンドン山田奈緒】
