ラファール7月飛来 空自と仏空軍、百里基地で共同訓練
AI要約
航空自衛隊が7月にドイツ、フランス、スペインと共同訓練を実施する。各国合わせて32機の航空機が飛来し、フランス空軍のラファール戦闘機などが参加する。
参加部隊は、空自のF-2戦闘機2機とフランス空軍のラファール戦闘機、A400M輸送機、A330MRTT空中給油機など計10機が参加。ドイツ空軍とスペイン航空宇宙軍も千歳基地で訓練を実施する。
ドイツ、フランス、スペインの3カ国空軍は、6月から8月までインド太平洋地域で共同演習"パシフィック・スカイズ24"を行う。
航空自衛隊は、7月にドイツやフランス、スペインと共同訓練を実施する。「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた防衛協力の一環で、3カ国合わせて32機が飛来する。このうちフランス航空宇宙軍とは、百里基地周辺で訓練を7月19日から20日にかけて実施し、ラファール戦闘機などが飛来する。
参加部隊は、空自側が百里の第7航空団に所属するF-2戦闘機が2機。フランス空軍側はラファール戦闘機4機、A400M輸送機3機、A330MRTT空中給油機3機の計10機で、人員は約260人を計画している。
また、ドイツ空軍とスペイン航空宇宙軍とは、千歳基地周辺で19日から20日にかけて訓練を実施。ユーロファイターが両国合わせて12機などのほか、A400MやA330MRTT、A321が飛来する。スペイン軍機が日本へ飛来するのは初めてで、ドイツ空軍とは22日から25日に日独共同訓練「ニッポン・スカイズ24」も実施する（関連記事）。
ドイツとフランス、スペインの3カ国空軍は、インド太平洋地域での共同演習「パシフィック・スカイズ24」を6月中旬から8月までの予定で実施している。
