米政府が中国電信や中国移動を調査、インターネットリスクで-報道

AI要約

米政府が中国通信大手3社について、米国のデータへのアクセス懸念で調査中

米商務省が3社に召喚状を出し、調査を進めている

中国大使館は中国企業の権益を守ると述べる

(ブルームバーグ): 米政府は中国通信大手の中国電信(チャイナテレコム)と中国移動(チャイナモバイル)、中国聯通(チャイナユニコム)の3社について、米国のクラウドやインターネット事業を通じて米国内のデータにアクセスし、中国に提供している恐れがあるとの懸念で調査していると、事情に詳しい匿名の関係者3人を引用してロイター通信が報じた。

ロイターによると、米商務省が調査を進めており、3社に召喚状を出した。中国移動と中国電信に関する「リスクベース分析」は完了したが、中国聯通に対する調査はそれほど進んでいないという。

ロイターによれば、3社と米国に拠点を置く弁護士はコメント要請に応じず、米司法省はコメントを控えた。ホワイトハウスは商務省に問い合わせるよう求めたが、商務省もコメントを控えたという。在ワシントンの中国大使館は中国企業の権益を今後も守ると述べたとしている。

原題:US Probing China Telecom, China Mobile Over Internet Risks: Rtrs(抜粋)

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