ロシアがガソリン輸出許可の延長検討、国内供給潤沢-関係者

AI要約

ロシアはガソリン輸出の継続を検討中。国内供給が豊富な背景にある。

政府は許可期間の延長を協議中。石油精製会社は7月末まで許可される可能性も。

最終決定はまだされておらず、モスクワのエネルギー省はコメントを控えている。

(ブルームバーグ): ロシアは6月末以降もガソリン輸出を続けることを石油精製各社に許可する方向で検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。国内供給が引き続き潤沢であることが背景だ。

政府はすでにガソリンの国際出荷を6月30日まで認めているが、ガソリン在庫が積み上がっているため、許可期間の延長に向け協議している。協議は非公開だとして関係者が匿名を条件に語った。

関係者の1人によると、石油精製会社は7月末までガソリン輸出を許可される可能性がある。だが、協議は継続中で、延長についての最終決定まだなされていない。

モスクワのエネルギー省はコメントを求めたが、すぐに返答はなかった。

原題:Russia Mulls Extending Gasoline-Export Permission Beyond June (抜粋)

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