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〔米株式〕NYダウ続伸、56ドル高=ナスダック7日連続最高値(18日)☆差替
18日のニューヨーク株式相場は、FRBの利下げ期待が高まり続伸。
ニューヨーク証券取引所の出来高は9億3956万株で、前日比1億0655万株増。
エヌビディアが時価総額で世界一になるなど、個別銘柄の動きも観測。
【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク株式相場は、さえない米経済統計発表を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待が強まる中、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比56.76ドル高の3万8834.86ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は5.21ポイント高の1万7862.23と、7営業日連続で過去最高値を更新して引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億0655万株増の9億3956万株。
朝方発表された5月の米小売売上高は前月比0.1%増と、市場予想を下回ったほか、4月分も下方修正された。低調な内容を受けて米利下げ期待が強まり、取引序盤のダウは買いが先行した。
ただ、買い一巡後はマイナス圏に沈むなど、前日終値を挟んで一進一退の展開。市場予想を上回る鉱工業生産統計、ニューヨーク連邦準備銀行のウィリアムズ総裁の発言も伝わったが、ほとんど響かず、ダウは大半の取引時間で方向感に乏しい値動きが続いた。翌日19日はジューンティーンスデーの米祝日で休場となる。
米メディアによると、生成AI(人工知能)ブームをけん引する米エヌビディアはこの日買われ、ついに米マイクロソフト、米アップルを追い抜き、時価総額で世界一となった。
ダウ銘柄では、ゴールドマン・サックスとベライゾン・コミュニケーションズがそれぞれ1.6%高。ホーム・デポが1.3%高。JPモルガン・チェースが1.0%高。
一方、ボーイングは1.9%安。