金融政策の一環として日銀が自ら判断-国債買い入れ-鈴木財務相

AI要約

鈴木俊一財務相は、日本銀行が国債買い入れの減額を決定したことに対し、金融政策の一環として日銀が自ら判断したとコメント。

日銀は長期国債の買い入れを減額する方針を決定し、7月会合で具体的な計画を決める予定。

政策金利の誘導は維持される中、日銀は市場との対話を大切にし、適切な国債管理政策を目指す。

(ブルームバーグ): 鈴木俊一財務相は18日午前の閣議後会見で、日本銀行が国債買い入れの減額を決定したことを受け、金融政策の一環として日銀が自ら判断したとした上で、市場との対話を丁寧に行い適切な国債管理政策に努めると語った。

日銀は14日の金融政策決定会合で、月間6兆円程度としていた長期国債の買い入れを減額する方針を決めた。次回の7月会合で今後1-2年程度の具体的な計画を決める。政策金利の無担保コール翌日物金利を0-0.1%程度に誘導する金融市場調節方針は維持した。

日銀が国債購入の減額方針決定、次回会合で具体的計画-政策金利維持

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--取材協力:氏兼敬子.

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