〔東京株式〕プラス転換=日銀会合後に為替円安(14日後場寄り付き)

AI要約

日経平均株価は前日比177円58銭高の3万8898円05銭とプラスに転じて始まり、日銀の金融政策決定会合の結果発表による円安・ドル高が買いを促進。

前場終了時点では日経平均株価は小幅下落し、出来高は12億5513万株、売買代金は3兆0917億円となる。現時点で業種別の株価指数では医薬品や輸送用機器が下落、海運業や建設業などが上昇。

特に上昇しているのはスタンダードTOP20で、反発が見られるが、グロース250は小幅高でグロースCoreは続落。短期的な影響が指摘される中、日銀の金融政策決定会合の結果待ちで上値の重さが続く。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比177円58銭高の3万8898円05銭とプラスに転じて始まった。日銀の金融政策決定会合の結果発表を経て為替が円安・ドル高に振れ、株式市場では買いが入っている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比11円45銭安の3万8709円02銭と、小幅下落した。東証株価指数(TOPIX)は7.22ポイント高の2739.00。日銀の金融政策決定会合の結果発表待ちとなり、明確な方向感は出なかった。

 16%の銘柄が値下がりし、82%が値上がりした。出来高は12億5513万株、売買代金は3兆0917億円。

 業種別株価指数(33業種)は医薬品、輸送用機器などが下落。上昇は海運業、電気・ガス業、卸売業、建設業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高2億8224万株。

 【グロース】グロース250は小幅高。グロースCoreは続落。

 (10時06分)日経平均株価は寄り後に一瞬プラス圏に浮上したが、すぐに値を消すなど、上値が重い。「特別清算指数(SQ)算出に関連した売買でスタートラインが低くなった」(国内証券)上、「日銀の金融政策決定会合の結果発表待ち」(大手証券)となっており、上値を追う動きは出にくいようだ。SQ関連売買などの影響で朝一番のプライム市場の商いは膨らんだが、その後の商いの伸び方は鈍い。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比132円90銭安の3万8587円57銭と下落して始まった。相場全体の買いにつながる決め手がなく、持ち高調整の売りなどが先行している。