〔東京株式〕小幅下落=日銀会合の結果待ち(14日前場)☆差替

AI要約

日経平均株価は小幅下落し、東証株価指数は上昇。日銀の金融政策決定会合の結果待ちで方向感が出ない。

業種別株価指数では医薬品や輸送用機器が下落し、海運業や電気・ガス業が上昇。スタンダードTOP20は反発。

売買代金は3兆0917億円で、日経平均株価は132円90銭安の3万8587円57銭で寄り付き。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比11円45銭安の3万8709円02銭と、小幅下落した。東証株価指数(TOPIX)は7.22ポイント高の2739.00。日銀の金融政策決定会合の結果発表待ちとなり、明確な方向感は出なかった。

 16%の銘柄が値下がりし、82%が値上がりした。出来高は12億5513万株、売買代金は3兆0917億円。

 業種別株価指数(33業種)は医薬品、輸送用機器などが下落。上昇は海運業、電気・ガス業、卸売業、建設業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高2億8224万株。

 【グロース】グロース250は小幅高。グロースCoreは続落。

 (10時06分)日経平均株価は寄り後に一瞬プラス圏に浮上したが、すぐに値を消すなど、上値が重い。「特別清算指数(SQ)算出に関連した売買でスタートラインが低くなった」(国内証券)上、「日銀の金融政策決定会合の結果発表待ち」(大手証券)となっており、上値を追う動きは出にくいようだ。SQ関連売買などの影響で朝一番のプライム市場の商いは膨らんだが、その後の商いの伸び方は鈍い。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比132円90銭安の3万8587円57銭と下落して始まった。相場全体の買いにつながる決め手がなく、持ち高調整の売りなどが先行している。