マスク氏の巨額報酬案承認 米テスラ総会、9兆円弱

AI要約

米テスラはイーロン・マスクCEOの560億ドルの報酬パッケージ案を賛成多数で承認

報酬案はストックオプションで成果連動型であり、巨額な額に議論があった

また、本社の法人登記をテキサス州に移転する提案も承認

 【ニューヨーク共同】米電気自動車(EV)大手テスラは13日、定時株主総会を開き、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に対する560億ドル(約8兆8千億円)規模の報酬パッケージ案を賛成多数で承認した。報酬案を巡っては、米裁判所がいったん無効と判断したほか、巨額過ぎるなどの理由から大手の議決権行使助言会社などが反対を表明していた。

 同社の法人登記を、東部デラウェア州から本社のある南部テキサス州に移転する提案も承認された。

 マスク氏の報酬パッケージは成果連動型で、給与などでなくストックオプション(自社株購入権)を得られる仕組み。