5年ぶり全面刷新! 新型「小さな高級車」世界初公開! 「MTは廃止」だけど「300馬力×4WD」の“超スポーティ仕様”あり! 全長4.3m級の「1S」独に登場

AI要約

新型BMW 1シリーズが2024年に世界初公開。4代目モデルでダイナミックなデザインと改良されたシャシーを持つ。

ボディサイズが拡大し、フロントやサイドビューが特徴的なデザイン。内装はデジタル化が進み、レザーを一切使用しないサステイナビリティに配慮。

グレードは4種類あり、パワートレインはガソリンやディーゼル、ハイブリッドが搭載される。日本への導入は2024年末を予定。

5年ぶり全面刷新! 新型「小さな高級車」世界初公開! 「MTは廃止」だけど「300馬力×4WD」の“超スポーティ仕様”あり! 全長4.3m級の「1S」独に登場

 独BMWは2024年6月5日、エントリーモデルの新型「1シリーズ」を世界初公開しました。

 1シリーズは全長4.3m程度、欧州でいうところのCセグメントに該当するコンパクトモデルです。

 初代は2004年にデビュー。今回発表の新型は4代目にあたり、5年ぶりのフルモデルチェンジとなります。ダイナミックなデザインと大幅に改良したシャシーなどで、スポーティなプレミアムコンパクトという地位をさらに高めたといいます。

 新型のボディサイズは全長4361mm×全幅1800mm×全高1459mm、ホイールベース2670mm。従来型(3代目)と比べて全長+42mm、全高+25mmとなっています。

 デザインは、低く長くなったフロントとウェッジシェイプのサイドビューが特徴。アイコンのキドニーグリルは縦と斜めのバーで構成された新デザインとなり、低く構えたスタンスと相まって、ずいぶんすっきりとした印象です。

 コックピットはBMWの伝統に則り、ドライバー中心の設計。一方で10.25インチと10.7インチで構成された大型ディスプレイを採用するなど、デジタル感を強めています。サステイナビリティの観点からレザーを一切使っていない点も新型の特徴です。

 グレードは120、118d、120d、M135 Xdrive(4WD)。パワートレインは120が1.5リッター直3ガソリン(最高出力156hp/最大トルク240Nm)、118dと120dが2リッター直4ディーゼル(最高出力150hp/最大トルク360Nm)、M135 Xdriveが2リッター直4ガソリン(最高出力300hp/最大トルク400Nm)。120と120dは48Vマイルドハイブリッド仕様となっています。

 ギアボックスは全グレード、7速DCTを採用。これまでずっと設定されていたMTは廃止になりました。価格は未定。ドイツ本国での発売は2024年10月を予定。日本への導入は2024年末を予定しています。