4月の経常黒字 2兆505億円

AI要約

4月の経常収支は2兆505億円の黒字となり、15か月連続で黒字を記録しました。

円安や金利の上昇などにより海外投資の利子や配当金が増加し、収支を支えました。

一方、貿易収支は6615億円の貿易赤字となり、エネルギー価格の上昇などが影響しました。

4月の経常黒字 2兆505億円

海外との貿易や投資で日本がどれだけ稼いだかを示す4月の経常収支は、2兆505億円の黒字となりました。

財務省が発表した4月の国際収支によりますと、経常収支は去年の同じ月と比べて1550億円あまり黒字幅が拡大し、単月としては過去最大の2兆505億円の黒字となりました。

黒字は15か月連続で、円安や金利の上昇などを背景に海外投資の利子や配当金の受け取りなどが増え、「第一次所得収支」の黒字幅を拡大したことが主な要因です。

一方、貿易収支はエネルギー価格の上昇や円安などで輸入額が増えたことにより去年の同じ月と比べて赤字幅を拡大し、6615億円の貿易赤字となりました。