〔ロンドン外為〕円、155円台半ば(7日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場での円相場は、米雇用統計の影響を受けて155円台半ばで推移。

市場は様子見ムードが強まり、円高・ドル安の動きが見られた。

対ユーロや対ドルなど他通貨との相場も円高の傾向。

 【ロンドン時事】週末7日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強まる中、1ドル=155円台半ばで推移した。正午現在は155円52~62銭と、前日午後4時(155円97銭~156円07銭)比45銭の円高・ドル安。

 円は朝方は155円30銭台で取引された後、序盤に一時155円11銭近辺まで強含んだ。その後は時間外取引での米長期金利の動きなどを眺めてじりじりと水準を切り下げた。ただ、米雇用統計の内容を見極めたいとの思惑から、積極的にポジションを傾ける動きは限られた。

 対ユーロは1ユーロ=169円35~45銭(前日午後4時は169円67~77銭)と、32銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0884~0894ドル(同1.0873~0883ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2787~2797ドル(同1.2767~2777ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8893~8903フラン(同0.8917~8927フラン)。