歴代最速の加速力…GMジャパン、「シボレーコルベット」に初の電動化・全輪駆動モデル

AI要約

ゼネラルモーターズ・ジャパンは、初の電動化・全輪駆動モデル「シボレーコルベットE―Ray」の予約注文が7日から受け付けられる。車両はコルベット歴代最速の加速力とシステム総合最大出力664馬力を持ち、希望小売価格は2350万円。

エレクトリック全輪駆動システム「eAWD」を導入し、フロントアクスルとリアアクスルをそれぞれ駆動するモーターとエンジンを組み合わせて高いトラクションを実現。加速力はコルベット歴代最速となる2.5秒で時速60マイルに到達する。

駆動用リチウムイオン電池を搭載し、燃料消費を抑制。さらに静かな走行可能な「ステルスモード」を備え、八つのドライブモードも搭載される。これにより、新しい「アメリカンスポーツカー」の方向性を示している。

ゼネラルモーターズ・ジャパン(東京都品川区、若松格社長)は、ハイパフォーマンス・スポーツカー「シボレーコルベット」として初の電動化・全輪駆動モデル「シボレーコルベットE―Ray(イーレイ)」の予約注文を7日から受け付ける。内燃機関のパワーとモーターを緻密に制御することで、コルベット歴代最速の加速力とシステム総合最大出力664馬力を実現した。希望小売価格は消費税込みで2350万円。

エレクトリック全輪駆動システム「eAWD」を導入した。162馬力のモーターがフロントアクスルを、総排気量6156ccのV型8気筒エンジンがリアアクスルを駆動。互いに補完し合うことで高いトラクション(駆動力)を発揮し、時速60マイル(約96キロメートル)到達まで2・5秒というコルベット歴代最速の加速力を達成した。

センタートンネルに1・9キロワット時の駆動用リチウムイオン電池(LiB)を配置し、フロントモーターに給電。燃料消費を抑制する。また電気モーターのみが駆動し静かに走行可能な「ステルスモード」をはじめ八つのドライブモードを搭載。高機能化で「アメリカンスポーツカー」の新しい方向性を示す。