史上最速のゴルフGTIが登場!? VW新型「ゴルフGTIクラブスポーツ」世界初公開! 最上位FFホットハッチは300馬力で最高時速267㎞

AI要約

新型ゴルフGTIクラブスポーツは、最上位モデルとして世界初公開された。エクステリアやインテリアのデザインがパフォーマンス重視で改良され、300馬力のエンジンを搭載。

ニュルブルクリンク24時間レースで公開された新型ゴルフGTIクラブスポーツは、ノーマルのゴルフGTIよりも出力が向上しており、特別なドライビングプロファイルも搭載されている。

日本導入時期は未定だが、リミッターを解除すれば267㎞/hの最高速度を誇る新型ゴルフGTIクラブスポーツの魅力が紹介されている。

史上最速のゴルフGTIが登場!? VW新型「ゴルフGTIクラブスポーツ」世界初公開! 最上位FFホットハッチは300馬力で最高時速267㎞

 独フォルクスワーゲンAG(VW)は2024年5月31日、ニュルブルクリンク24時間レースが開催されたドイツ・サルトサーキットにて、新型「ゴルフGTIクラブスポーツ」を世界初公開しました。

 同年5月21日には、8世代目となる現行型ゴルフのマイナーチェンジ版をベースとした改良新型「ゴルフGTI」が欧州で先行販売が開始されましたが、今回登場した新型ゴルフGTIクラブスポーツは最上位モデルという位置づけになります。

 新型ゴルフGTIクラブスポーツは、改良新型ゴルフGTI同様、初めての採用となる「光るVWロゴ」を搭載。フロントマスクは再設計され、新たに「LEDプラス」ヘッドライトが組み合わされます。

 さらに新型ゴルフGTIクラブスポーツは、内外装ともにパフォーマンスを重視した設計がなされています。

 エクステリアではフロントエンドを完全に新設計、さらに力強く、個性的に見えるデザインとされているのが特徴です。またリアには大型のルーフスポイラーを装着、大きなダウンフォースを発揮します。

 また19インチの“クイーンズタウン”アロイホイールを装着。これは5つの楕円形の半円が印象的で、ゴルフVで導入されたクラシックな“デトロイト”ホイールを彷彿とさせるデザインとなっているのが特徴です。またオプションとして“ヴァルメナウ”鍛造ホイールも用意。これは1本あたりわずか8kgという軽量ホイールでバネ下重量を軽減、パフォーマンスを最適化します。

 インテリアでは、新開発の多機能レザースポーツステアリングホイールと新しいインフォテインメントシステムを採用、さまざまな機能とシステムはこれを用いて調整されます。またチャットGPTを統合した新しいIDA音声アシスタントも搭載されています。

 搭載される2リッター直列4気筒ターボエンジン「EA888 LK3 evo4」は、300馬力・400Nmを発生。ノーマルのゴルフGTIと比較し35馬力・30Nm出力向上されています。電子制御式フロントディファレンシャルロックを介してパワーを路面に伝えます。

 ハイライトは、新型ゴルフGTIクラブスポーツ専用のスペシャル・ドライビング・プロファイルの採用。

 これは、ドライビング イナミクスに関連するシステムを、ニュルブルクリンクの特殊なサーキット特性に適合させます。ノルドシュライフェ特有の起伏を補正するために、DCCアダプティブシャシコントロールの特定の垂直設定と、標準装備の車両ダイナミクスマネージャーの修正された横方向のダイナミクス設定によって、最大のパフォーマンスが達成されます。 

 0-100㎞/h加速は5.6秒、最高速度は250㎞/h(リミッター)というパフォーマンスを発揮。ただしオプションの「レースパッケージ」を装着すればリミッターは解除され、最高速度は267㎞/hに上がります。

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 新型ゴルフGTIクラブスポーツの日本導入時期など詳細は未定です。