都心~臨海部が「一瞬」に! 無料バイパス「築地虎ノ門トンネル」開通から1年半で反響多数「ガチ便利」「革命的」信号ゼロの劇的効果は?

AI要約

築地虎ノ門トンネルは、東京都心を地下トンネルで信号ゼロで抜ける便利な道路で、所要時間を大幅に短縮しています。

全通後は晴海地区から都心へストレスなく入れるアクセス道路となり、交通流も環状第2号線を利用するようになり、通行料も減少し混雑緩和に繋がっています。

ネット上ではワープできるトンネルの便利さに驚きの声が上がっており、東京五輪にも影響を与えたが、今も都内の交通流を劇的に変えています。

都心~臨海部が「一瞬」に! 無料バイパス「築地虎ノ門トンネル」開通から1年半で反響多数「ガチ便利」「革命的」信号ゼロの劇的効果は?

 東京都心を地下トンネルで「信号ゼロ」で抜けていく、「築地虎ノ門トンネル」が全通して、はや1年半が経過しました。

 

 この道路が完成して、どれくらい便利になったのでしょうか。

 築地虎ノ門トンネルは、都市計画道路「環状第2号線」の一環で整備された地下立体バイパス区間です。

 名前のとおり、虎ノ門から築地までまるごと地下を抜けていき、新橋四丁目や東新橋一丁目、汐留、旧青果門前といった、赤信号の長い大交差点が連続する「ノロノロ運転」ポイントを、ノンストップで突っ切って行くことができるようになりました。

 築地で地上に出たあとも、さらに高架道路で信号をスルーしていき、勝どきを過ぎて晴海地区(月島警察署前)までノンストップとなります。都内でも類を見ない規模の「無料で走れる信号ゼロ道路」と言えるでしょう。

 2005年に着工し、2014年に虎ノ門~新橋が先行開通。それからさらに8年かけて、悲願の全通となったのです。

 開通後6か月の効果を見ると、トンネルを1日2万5000台が利用。

 所要時間が、溜池~汐留~豊洲市場が約30分もかかっていたのが、トンネル全通後はわずか「約11分」に短縮。文字どおり「臨海部直結」が実現したことになります。

 また、これまで信号の多さを嫌って晴海通り(東銀座~勝どき橋~東雲)へ流れていた交通流が、環状第2号線を通るようになり、通行料が約2割減って混雑緩和につながったといいます。

 開発が進む晴海地区にとっても、都心へストレス無く入れるアクセス道路となり、さらには急行バス「東京BRT」も信号で遅延することなく、新橋駅方面へ直結できるようになりました。

 ネット上でも「感動モノ」「都心部にこれができたの割と革命的だと思う」「このワープゾーン素晴らしいね!カーブが細かく続いて乗ってる分にはワクワクする」「ほんとにほんとにできてよかった助かる」「え?もう晴海って驚いた。一瞬で着いてすごい」「トンネルで一瞬で抜けれるの超便利」と、都心をワープできるトンネルの便利さに、驚嘆の声が上がっています。

 本来「東京五輪」に間に合わせて、晴海選手村とのアクセスルートとなる予定だったこのトンネル。コロナ禍などの影響で、五輪にはタッチの差で間に合いませんでしたが、いまも都内の交通流を劇的に変えています。