テスラの中国製EV販売、5月は前年比-6.6% 2カ月連続減

AI要約

中国乗用車協会によると、テスラの中国生産車の販売は5月に6.6%減少し、2か月連続の減少だった。

テスラは人気車種「モデルY」の生産を削減していると報じられ、中国国内の需要低迷に対応している。

一方、中国のBYDは、EVやプラグインハイブリッド車の販売が38.2%増加し、好調な結果を示している。

テスラの中国製EV販売、5月は前年比-6.6% 2カ月連続減

[北京 4日 ロイター] - 中国乗用車協会(CPCA)が4日発表した5月の電気自動車(EV)販売データによると、米テスラの中国生産車の販売は前年同月比6.6%減の7万2573台だった。

2カ月連続の減少。4月は18%減、3月は0.2%増だった。

ロイターは先月、テスラが3月以降、上海工場で人気車種「モデルY」の生産を2桁削減していると報じた。中国国内の需要低迷に対応することが狙い。

中国製の「モデル3」とモデルYの納車台数は4月から16.7%増加した。

「王朝シリーズ」と「海洋シリーズ」のEVやプラグインハイブリッド車を販売する中国のBYD(比亜迪)の5月の乗用車販売台数は前年同月比38.2%増の33万0488台だった。