ニューヨーク証券取引所で一時システム障害、バフェット氏の投資会社株価「99%安」と誤表示

AI要約

米メディアによると、ニューヨーク証券取引所でシステムの不具合があり、バークシャー・ハザウェイの株価が誤って表示されるトラブルが発生した。

一部銘柄の取引に障害が生じ、株式取引が一時中断されるなどの影響があったが、解消された。

3日の取引ではダウ平均株価が一時400ドル以上下落し、終値は115.29ドル安の38571.03ドルだった。

 【ニューヨーク=小林泰裕】米メディアは3日、ニューヨーク証券取引所でシステムの不具合があり、一部銘柄の取引で障害が生じたと報じた。「投資の神様」と呼ばれる米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社、バークシャー・ハザウェイの株価は、前週末比99・97%安と誤って表示されたという。

 報道によると、トラブルは取引開始直後の午前9時半頃発生し、株式の取引を一時中断した。約40銘柄が誤表示の影響を受け、午前中のうちに解消した。誤った株価に基づく取引はキャンセルされる見通しだ。

 3日の取引でダウ平均株価(30種)の下落幅は一時、前週末終値に比べて400ドルを超えた。終値は115・29ドル安の3万8571・03ドルだった。