日産 27年度開始の自動運転活用の移動サービス 技術を公開

AI要約

日産自動車が自動運転を活用した移動サービスの展開を計画し、その技術を公開

30個のレーダーやカメラを搭載し、信号や標識、歩行者を検知し、自動で走行する車両を使用

2027年度からは大型車を導入し、自動運転レベル4での有料サービスも目指す

日産 27年度開始の自動運転活用の移動サービス 技術を公開

ドライバー不足が社会問題となるなか、自動運転を活用した移動サービスを展開する予定の日産自動車は、サービスに使われる自動運転の技術を公開しました。

記者

「いま左折しているのですが、歩行者が横断歩道を渡っているため、いま自動で止まりました」

自動運転の技術を使い、有料で客を運ぶサービスの開始を目指している日産自動車は、サービスに使われる自動運転の技術について報道陣に公開しました。

この車両には30個のレーダーやカメラが搭載されていて、信号や標識、歩行者などを検知し、一般道を自動で走行します。

日産は2027年度から、この車両よりも大型の車を使い、有料でのサービスとして展開することにしていて、将来的には特定の条件下で、人が運転に関わらない自動運転レベル4でのサービス実施を目指しているということです。

国内では、ドライバーの労働時間に上限が設けられることで物流が滞る「2024年問題」により運転手不足が深刻化していて、トヨタやホンダも自動運転による移動サービスに取り組むなど開発競争が激しくなっています。