南アフリカ総選挙 民主化後30年政権担う与党、初の過半数割れの公算 結果は数日後に判明の見通し

AI要約

南アフリカで5年に1度の総選挙が実施され、与党の過半数割れが懸念されている。

30年にわたりANCが政権を担ってきたが、支持率低下や汚職などの問題が顕在化している。

結果の判明まで数日かかる見通し。

南アフリカで5年に1度の総選挙が実施されました。数日後には結果が判明する見通しですが、民主化から30年、一貫して政権を担ってきた与党が、初めて過半数を割りこむ公算が大きくなっています。

南アフリカで29日、5年に1度の総選挙がおこなわれました。南アフリカではアパルトヘイト(=人種隔離政策)の撤廃以来、30年にわたり、黒人初の大統領ネルソン・マンデラ氏が率いたANC(=アフリカ民族会議)が政権を担ってきました。

地元メディアは、相次ぐ政権の汚職や腐敗、経済格差、治安の悪化などでANCの支持率が低迷し、今回初めて過半数を割りこむ公算が大きくなっていると伝えています。

結果の判明までには数日かかる見通しです。