ハリス氏、トランプ氏との違い明確化 経済政策や銃規制巡り

AI要約

ハリス米副大統領は労働者の権利強化を訴え、共和党の銃規制に対する批判を展開した。

ハリス氏はトランプ前大統領との違いを強調し、未来志向の国家ビジョンを提唱した。

アメリカ教員連盟がハリス氏への支持を表明した。

ハリス氏、トランプ氏との違い明確化 経済政策や銃規制巡り

Nandita Bose Trevor Hunnicutt

[ヒューストン 25日 ロイター] - ハリス米副大統領は25日、アメリカ教員連盟(AFT)の会合で演説し、労働者の権利強化を訴えるとともに、学校での銃乱射事件発生後も銃規制に消極的な共和党への批判を展開した。共和党の大統領候補であるトランプ前大統領との相違点の明確化を図った。

ハリス氏は「今日、われわれは2つの全く異なる国家ビジョンの選択に直面している。1つは未来に焦点を当て、もう1つは過去に焦点を当てている。そしてわれわれは、未来のために戦っている」とし、トランプ氏は「すでに誤りが証明されたトリクルダウン(富裕層が豊かになれば低所得層にも効果が波及すること)政策や労働組合の破壊、富裕層への減税などにより、わが国を過去に戻そうとしている」とした。

AFTは今週、ハリス氏への支持を表明した。