マスク氏から寄付の計画聞かず、トランプ氏 巨額献金報道巡り

AI要約

トランプ前大統領は、テスラのイーロン・マスクCEOからの選挙資金寄付計画について知らないと述べた。

マスク氏はトランプ氏の選挙戦支援の報道を否定し、EV義務化についても選択肢があるべきだと主張した。

また、トランプ氏はイスラエルのネタニヤフ首相との会談を前に、ハマスとの戦闘終結やイスラエルのPR活動の適切な管理を求めた。

マスク氏から寄付の計画聞かず、トランプ氏 巨額献金報道巡り

[ワシントン 25日 ロイター] - 11月の米大統領選に向けて共和党の大統領候補に指名されたトランプ前大統領は25日、電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)から選挙資金向けに4500万ドル寄付する計画を伝えられたことはないと述べた。FOXニュースとのインタビューで明らかにした。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は今月、マスク氏がトランプ氏の選挙戦を支援する新たな特別政治活動委員会(スーパーPAC)に毎月約4500万ドルを献金する予定と報じた。マスク氏はこれを否定している。

トランプ氏はさらに、EV義務化については選択肢があることが望ましいとして、反対姿勢を示した。

また、26日に予定するイスラエルのネタニヤフ首相との会談を前に、イスラム組織ハマスとの戦闘の早期終結と人質の帰還を確実にするよう求めたほか、イスラエルは「PR(広報)活動」をより適切に管理する必要があるという見方を示した。ネタニヤフ首相が24日に行った米議会での演説に対する抗議の声も批判した。