ベルギーがF16戦闘機供与へ “ウクライナ領内でのみ使用”

AI要約

ウクライナ大統領がベルギーとの協定締結、F16戦闘機30機供与へ

ベルギーは2024年末までに最初のF16を提供予定

提供される武器はウクライナ領内でのみ使用を目的とする

ベルギーがF16戦闘機供与へ “ウクライナ領内でのみ使用”

 ヨーロッパを歴訪中のウクライナのゼレンスキー大統領は、ベルギーのデクロー首相と会談し、今後4年間で、F16戦闘機30機の供与を受けることなどを盛り込んだ、二国間協定を締結しました。

 ゼレンスキー大統領は28日、ベルギーの首都ブリュッセルでデクロー首相と会談し、二国間の安全保障協定に署名しました。

 協定にはベルギーがアメリカ製のF16戦闘機を2028年までに、30機供与することなどが明記され、デクロー首相は「2024年末までに最初のF16を提供できることを目標としている」と述べました。

 一方で、デクロー首相はベルギーが供与する武器はF16を含めて、ウクライナ領内でのみ使用することを目的としていると述べました。

 ゼレンスキー大統領はベルギーの前の訪問国スペインで、西側諸国が供与した武器をロシア領内の攻撃に使うことを禁止する措置を解除するよう求めていました。(ANNニュース)