台湾総統、中国軍事演習対応のパイロットねぎらう 東部基地視察

AI要約

台湾の頼清徳総統が花蓮空軍基地を視察し、中国軍の軍事演習に対応した戦闘機パイロットに感謝を表明。

中国軍の演習は台湾の分離主義者排斥を目的とし、台湾は非難。

頼総統はF16V戦闘機のパイロットたちに感謝の意を示し、中国演習への対応を称賛。

台湾総統、中国軍事演習対応のパイロットねぎらう 東部基地視察

Ben Blanchard Ann Wang

[花蓮(台湾) 28日 ロイター] - 台湾の頼清徳総統は28日、東部・花蓮の空軍基地を視察し、中国軍による先週の軍事演習の際に緊急発進(スクランブル)で対応した戦闘機のパイロットに感謝を表明した。

中国軍は先週、2日間にわたり台湾周辺で演習を実施。「分離主義者」と見なす頼氏の就任演説に対する「処罰」とした。台湾は演習を非難した。

花蓮の空軍基地には台湾軍の主力戦闘機「F16V」が配備されている。頼氏はパイロットらと昼食を共にし、「(台湾の)安全を守った全ての兄弟姉妹に感謝する」と述べ、中国の演習への対応で「みんな良い仕事をした」とたたえた。