ラファ近郊の避難所をイスラエル攻撃、35人死亡 ガザ当局

AI要約

パレスチナ自治区ガザ地区の保健当局によると、UNが運営する避難所がイスラエル軍の攻撃を受け、35人が死亡した。

ガザの広報当局は非難声明を出し、イスラエル軍は攻撃を調査中と発表。

イスラエル軍はラファからのロケット攻撃を受け、数か月ぶりの攻撃となった。

【AFP=時事】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の保健当局は、最南部ラファ(Rafah)近郊で国連(UN)機関が運営する避難所が26日にイスラエル軍の攻撃を受け、女性と子どもを中心に35人が死亡したと発表した。

 ガザの広報当局はこれに先立ち、ラファ近郊で国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する避難所が攻撃されたとし、「非道な大量虐殺」との非難声明を出した。

 イスラエル軍は27日未明、「(イスラム組織)ハマス(Hamas)のテロリストが活動していた」ラファの施設を攻撃したと発表。「攻撃とそれに伴う火災により、民間人数人が被害を受けたとの報告を受けている」とし、現在「調査中」だとした。

 軍は26日、ラファからイスラエル中部の商都テルアビブに少なくとも8発のロケット弾が撃ち込まれたと発表した。ガザからテルアビブへの攻撃は数か月ぶり。【翻訳編集】 AFPBB News