米石油・ガス掘削リグ稼働数は減少=ベーカー・ヒューズ
米国内の石油・天然ガスのリグ稼働数が減少し、2022年以来の低水準になった。
石油リグは横ばいであり、ガスリグは低水準となっている。
WTI原油先物は2023年に下落したが、ガス先物は上昇している。
Scott DiSavino
[24日 ロイター] - 米エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズの週間データ(5月24日までの週)によると、国内石油・天然ガス掘削リグ稼働数は減少した。
生産の先行指標となる石油・天然ガスのリグ数は前週比4基減の600基で2022年1月以来の低水準となった。
前年同期比では111基(16%)減少している。
石油リグは497基で横ばい、ガスリグは4基減の99基で21年10月以来の低水準。
米WTI原油先物は2023年に11%下落、24年は現時点までで約9%上昇した。23年に44%急落した米ガス先物は、24年は約2%上昇している。