第71回マカオグランプリ、看板レースのF3がFRに
マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」は、歴史ある大会で市街地の公道を利用したサーキットで行われる。
第71回の開催期間は11月14日から17日となり、今年はF3レースに代わってFIAフォーミュラワールドカップが開催される。
F3とF4の中間カテゴリーであるFR車両を使用し、世界各地からトップ選手の参加が期待される。過去のコロナ禍ではF4レースが代替として開催された。
マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」。1954年にスタートした歴史ある大会で、市街地の公道を転用した全長約6.2kmの「ギアサーキット」が舞台となる。
マカオグランプリ組織委員会は5月23日、今年（2024年）の第71回大会の開催期間について、11月14日から17日までとし、準備を進めていることを明らかにした。
また、組織委と国際自動車連盟（FIA）との間で緊密に連携し、FIA関連レースの調整を進める中、FIAの方針による調整を受け、今年のマカオにおけるフォーミュラ3（F3）レースはよりギアサーキットに適したリージョナルフォーミュラ（FR）車両を使う「FIAフォーミュラワールドカップ」として開催することになったとのこと。
組織委では、マカオは引き続きがFIAの当カテゴリーにおけるワールドカップの唯一の主催者であり、世界各地からトップ選手の参加が見込まれ、今後FIAとコミュニケーションを進めた上で参加選手及び車両の詳細資料などの詳細を決定し、順次発表するとした。
FRはF3とF4の中間カテゴリーにあたる。1983年以来、F3は長年にわたってマカオグランプリにおける看板レースのひとつとなっていた。なお、コロナ禍の第67回から69回までの3大会については、F3の代替としてF4レースが開催された。
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