上川外相、韓国の趙外相と電話協議 日中韓首脳会談へ意思疎通
AI要約
上川陽子外相と趙兌烈外相が電話協議を行い、日中韓首脳会談に向けて意思疎通を確認した。
趙氏と王毅氏が会談し、韓中関係を安定的に管理することで合意した。
日韓外相の会談は2月以来で、今後も意見交換を継続することを決定。
上川陽子外相は22日、韓国の趙兌烈（チョ・テヨル）外相と約35分間、電話協議をした。両氏は5月下旬に韓国・ソウルで開催される見込みの日中韓首脳会談に向けて、引き続き緊密に意思疎通することを確認した。
協議は韓国側の要請で実施した。趙氏は13日に中国・北京で王毅共産党政治局員兼外相と会談した結果について「率直で虚心坦懐（たんかい）な対話を通じて、相互の立場に関する理解を深め、韓中関係を安定的に管理していくことに合意できたことは意義があった」と説明。上川氏は情報共有に謝意を示した。両氏は今後も率直な意見交換を継続することで一致した。
日韓外相の協議は、2月にブラジルのリオデジャネイロで会談して以来。【森口沙織】
