トランプ氏 大統領選敗北なら「イスラエルは消滅する」
AI要約
アメリカのトランプ前大統領は、大統領選挙で敗れたらイスラエルが危機に瀕すると訴え、ユダヤ系アメリカ人の支持を求めた。
トランプ氏は、ユダヤ系アメリカ人の多くが対立候補に投票しようとしていることを指摘し、自身の再選がイスラエルの安全を守ると主張した。
トランプ氏は反ユダヤ主義の激増を批判し、自身のイスラエル寄りの姿勢を強調した。
アメリカのトランプ前大統領は、秋の大統領選挙で敗れたら「イスラエルは消滅する」と訴え、ユダヤ系アメリカ人の支持を求めました。
「我々が大統領選で勝てなければ、イスラエルは2、3年のうちに消滅するだろう。私が当選すれば、イスラエルは安全な国となり、反ユダヤ主義がアメリカや世界に広がるのを防ぐことができる」（共和党・トランプ前大統領）
トランプ氏は19日、首都ワシントンで開かれたユダヤ系団体のイベントで演説し、世論調査を引用して、ユダヤ系アメリカ人の6割が対立候補である民主党のハリス氏に投票しようとしていると指摘しました。
トランプ氏は、自らが選挙で勝てなければ「イスラエルは消滅する」と述べ、「ユダヤ系の人々は多くの責任を負うことになる」と支持を迫りました。また、アメリカの大学などで相次いだ抗議デモを念頭に、反ユダヤ主義が爆発的に増加しているのはハリス氏が放置しているせいだと非難しました。
トランプ氏は大統領在任中の2017年に、エルサレムをイスラエルの首都と認定するなど、これまでもイスラエル寄りの姿勢で知られています。（ANNニュース）
