韓国大統領室「チェコ、原発建設で韓国以外の代案は頭にない」

AI要約

韓国大統領室がチェコ・ドコバニ新規原発建設の受注に関心を示し、両国の協力関係を強調。

チェコ政府が韓国水力原子力を優先交渉対象者として選定し、原発建設に向けた取り組みが進行中。

尹大統領のチェコ訪問は原発輸出のための重要な活動であり、両国間のパートナーシップ強化への期待が高まっている。

韓国大統領室が20日(現地時間)、チェコ・ドコバニ新規原発建設の受注に関連し「わが政府とチェコはともに必ず成功裏に結論を出すことを切実に望む状況」と明らかにした。

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領のチェコ訪問に同行した政府関係者はこの日、現地で記者らに対し「チェコの首相や大統領、内閣責任者と長い時間をかけて対話しながら感じたのは、ドコバニ(原発)建設において韓国というパートナー以外の代案は頭の中に全くないということ」と話した。

続いて「他に考えているシナリオがないため、必ずここで『ウィン・ウィン』の協力関係を作り出さなければいけないという確信が高まった」と雰囲気を説明した。

さらに「両国は必ず(原発契約を)成功させ、今後の数十年間、両国の原発同盟が他の全方向の戦略産業分野で強いパートナーシップを締結していくことを強く望んでいる」と伝えた。

19日(現地時間)にチェコを公式訪問した尹大統領は原発輸出のための2泊4日の日程を消化している。チェコ政府は7月、24兆ウォン(約2兆6000億円)規模の新規原発建設の優先交渉対象者に韓国水力原子力を選定した。