イスラエル、レバノン南部爆撃 ヒズボラのロケット発射装置破壊

AI要約

イスラエル軍がレバノン南部にあるヒズボラの拠点を爆撃し、ロケット発射装置を破壊

ヒズボラの無線機やポケベルが爆破され、37人が死亡、3000人が負傷

イスラエルはレバノン全域に爆弾を投下し、軍事行動を継続する方針

Steven Scheer

[エルサレム 19日 ロイター] - イスラエル軍は19日、レバノン南部にある親イラン民兵組織ヒズボラの拠点を戦闘機で爆撃し、イスラエルに向けられたロケット発射装置を破壊したと明らかにした。

19日午後から戦闘機が約100のロケット発射装置を攻撃。イスラエル国防軍は「イスラエル国家を守るため、ヒズボラのテロ組織のインフラと能力を弱体化させる作戦を継続する」と述べた。

この砲撃は、今週に入りヒズボラの無線機とポケベルが爆破され、レバノンで37人が死亡、約3000人が負傷したことを受けたもの。レバノンとヒズボラはイスラエルによるものと主張している。

レバノンの治安関係者によると、19日遅くの作戦でイスラエルはレバノン南部全域に数十発の爆弾を投下した。死傷者の報告は今のところない。

イスラエルのガラント国防相は、ヒズボラに対する軍事行動を継続すると述べた。