トランプ氏警護、大統領並みに 米下院、法案を可決

AI要約

米下院はトランプ前大統領の暗殺未遂事件を受け、トランプ氏とハリス副大統領の警護を強化する法案を全会一致で可決した。

上院での可決後、バイデン大統領の署名を待つ必要がある。

民主、共和両党の議員が共同提出した法案は、正副大統領候補の警護が対象となる。

 【ワシントン時事】米下院は20日、トランプ前大統領の暗殺未遂事件が相次いで発生したことを受け、トランプ氏とハリス副大統領の警護を現職大統領並みに強化する法案を賛成405票、反対ゼロの全会一致で可決した。

 今後、上院で可決され、バイデン大統領が署名すれば成立する。

 法案は民主、共和両党の議員が共同提出。主要政党の正副大統領候補が対象となる。法案提出者のローラー下院議員(共和党)は「正副大統領候補をできる限り警護することは、米国の安全保障上の利益だ」と強調した。