通信機爆発 ヒズボラ最高指導者「これは宣戦布告だ」
中東のレバノンで通信機器の爆発が相次ぎ、ヒズボラ最高指導者がビデオ演説し、イスラエルとの全面戦争を辞さない考えを示した。
日本企業アイコムは爆発した無線機の偽物の可能性について調査中であり、10年前に生産終了しているため偽物の可能性があるとしている。
不穏な状況が続く中、対立や緊張が高まっており、状況の解決に向けた慎重な対応が求められている。
中東のレバノン各地で通信機器の爆発が相次ぐなか、イスラム教シーア派組織ヒズボラのトップが、初めてビデオ演説しました。
ヒズボラ最高指導者 ナスララ師
「前例にない打撃を受けた。これは宣戦布告だ。越えてはならない一線を越えた。彼らは正当な罰を受けるだろう」
また、イスラエルがレバノン南部に「地上侵攻することを期待している」とも述べ、全面戦争も辞さない考えを明らかにしました。
一方、爆発した無線機にロゴがあった日本企業は、次のように話します。
アイコム 榎本芳記経理部長
「これが偽物なのか本物なのかは、まだわかりません。今、それを調べている最中です」
アイコムは「10年前に生産を終了しているため、偽物の可能性がある」と話しています。
(「グッド!モーニング」2024年9月20日放送分より)