レバノンで爆発のポケベルの部品、台湾製ではない=台湾経済部長

AI要約

台湾の経済部長は、レバノンのヒズボラが使用していたポケットベルは台湾製ではないと述べた。

部品は台湾で製造されたものではなく、ハンガリー企業が製造したものであると明らかにされた。

検察はゴールド・アポロの社長を聴取し、部品の製造元について調査を行っている。

レバノンで爆発のポケベルの部品、台湾製ではない=台湾経済部長

[台北 20日 ロイター] - 台湾の郭智輝・経済部長(経済相)は20日の会見で、17日に爆発したレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが使用していた数千台のポケットベル(ポケベル)型通信機器について、部品は台湾で製造されたものではないと述べた。

台湾に本社を置くゴールド・アポロは、爆発したポケベルは同社が製造したものではなく、ライセンスを供与したハンガリー企業が製造したとしている。

郭経済部長は「部品はローエンドのIC(集積回路)とバッテリーだ」と指摘。爆発したポケベルの部品が台湾製かどうかとの質問に「台湾製ではないと言える」と答え、司法当局がこの件を調査中だと述べた。

検察は19日、ゴールドアポロの社長兼創業者を聴取した。聴取は夜遅くまで行われ、その後、社長は釈放された。