台湾企業が自社製造否定 ポケベル型「欧州の協力会社製」

AI要約

レバノン各地で爆発が起きたポケットベル型小型通信機器の製造元である台湾企業「ゴールド・アポロ」は自社製品ではなく欧州のBAC社が製造したと主張。

BAC社はハンガリーに拠点を持つと報じられており、現在台湾検察当局が事件を調査中。

事件は親イラン民兵組織ヒズボラ戦闘員が使用する通信機器が爆発したもので、ゴールド・アポロ社に違法行為があったかどうかが焦点になっている。

 【台北共同】レバノン各地で爆発したポケットベル型の小型通信機器の製造元と指摘されている台湾企業「ゴールド・アポロ(金阿波羅)」(新北市)は18日、爆発した機器は自社が製造したものではないとの声明を発表した。長年協力関係にあり、同社から商標使用の許可を得ていた欧州の「BAC」社が設計から製造まで担ったと説明している。

 一部の台湾メディアは、BAC社はハンガリーに拠点を置いていると伝えた。

 爆発したのは、親イラン民兵組織ヒズボラ戦闘員らが使う「ポケットベル(ポケベル)」型の小型通信機器。台湾メディアによると、今回の爆発を巡り、ゴールド・アポロ社に違法行為があったかどうかを台湾検察当局が調べるという。