ヒズボラの爆発ポケベルは「ハンガリー製」 台湾企業声明

AI要約

レバノン各地でヒズボラが使用しているポケットベルが爆発事件が発生し、台湾の通信機器メーカーは関与を否定

犠牲者数は9人死亡、約2800人負傷という前例のない同時攻撃で発生

ゴールドアポロは関連するハンガリー企業が製造したと主張

【AFP=時事】レバノン各地でイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)が使用しているポケットベル(ポケベル)型の小型通信機器が同時爆発した事件で、台湾の通信機器メーカー「ゴールドアポロ(Gold Apollo)」は18日、この機器は提携するハンガリー企業が製造したものだと発表した。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、ゴールドアポロ製のポケベルが爆発に関与していると報じたが、ゴールドアポロは言及されたモデルについて声明で、同社が長年提携しているハンガリー企業「BACコンサルティング(BAC Consulting)」が製造・販売していると指摘した。

 今回、ヒズボラの拠点を標的とした前例のない同時攻撃では、少なくとも9人が死亡、約2800人が負傷した。

 ニューヨーク・タイムズの報道後、ゴールドアポロの許清光(Hsu Chin-kuang)会長は台北で会見し、「あくまでわが社の製品ではない」と否定していた。【翻訳編集】 AFPBB News