トランプ氏支援の州知事選候補、「黒人ナチス」自称との報道を否定

AI要約

ノースカロライナ州知事選の共和党候補であるマーク・ロビンソン氏が、過去に奴隷制度を提唱したとの報道を否定し、選挙戦を続ける意向を表明。

ロビンソン氏は、激戦州の知事選で民主党候補と対決し、大統領選にも影響を与える可能性がある。

CNNによると、ロビンソン氏は過去にポルノサイトに奴隷制度を肯定するコメントを投稿しており、これが物議を醸している。

トランプ氏支援の州知事選候補、「黒人ナチス」自称との報道を否定

Daniel Trotta Joseph Ax

[19日 ロイター] - 米南部ノースカロライナ州の副知事で、11月5日の同州知事選の共和党候補となっているマーク・ロビンソン氏(56)は19日、かつて「黒人ナチス」を自称し、奴隷制度を復活することを提唱したとの米CNNテレビの報道を「好色なタブロイドメディアのうそだ」と否定した。その上で、自身が選挙戦を続けると約束した。

CNNは、これらのコメントがポルノサイトに投稿されていたと報じた。11月5日の大統領選の共和党候補となっているトランプ前大統領の支持を受けているロビンソン氏は、知事選では同州司法長官で民主党候補のジョシュ・スタイン氏と対決する。激戦州での知事選の動向は大統領選にも影響を与える。

扇動的な発言をした過去があるロビンソン氏は、CNNの記事が報じられる前からソーシャルメディアに投稿した動画で否定していた。

ロビンソン氏は「あの記事に出ていることは、マーク・ロビンソンの言葉ではないと安心してほしい」とし、「私はこの選挙にとどまる」と訴えた。

CNNによると、ロビンソン氏は2010年10月のポルノサイトへの投稿に「奴隷制度は悪くない。一部の人々は奴隷になる必要がある。私はそれ(奴隷制度)が復活してほしい。私は何人かを必ず買う」と記していた。