レバノンでまた通信機器爆発、20人死亡 ラベルに「日本製」の表記

AI要約

レバノンで通信機器が相次いで爆発し、20人が死亡、450人以上が負傷した。日本製の通信機器が使用されていた可能性が浮上している。

爆発した端末は日本のアイコム社製のIC―V82と一致する可能性がある。端末はイスラム教シーア派組織ヒズボラが購入したと報じられている。

レバノンでまた通信機器爆発、20人死亡 ラベルに「日本製」の表記

 レバノンで18日、新たに通信機器が一斉に爆発し、国営通信によると、20人が死亡、負傷者も450人を超えた。17日にはポケットベル型の通信端末が相次いで爆発し、12人が死亡、約2800人が負傷しており、2日連続となった。

 新たに爆発した通信機器はトランシーバー型で、SNSに投稿された写真では、破損した端末内部のラベルに「ICOM」「Made in Japan(日本製)」と表記されている。

 ロイター通信は、日本の通信機器メーカーのアイコム(本社・大阪市)の「IC―V82」というモデルと一致すると指摘。治安当局筋の話として、ポケベル型の端末と同じくイスラム教シーア派組織ヒズボラが5カ月前に購入したと報じた。