米、緊張激化の抑止へ努力 レバノンの一斉爆発、関与否定

AI要約

米国はレバノンで起きた通信機器の爆発に関与していないことを強調し、外交努力を重ねて大きな紛争を阻止する意向を示している。

レバノンのヒズボラとイスラエルの緊張に対し、対話による解決への道を信じており、パレスチナ自治区ガザの停戦や人質解放交渉への影響について慎重な見解を示している。

今後の判断に時期尚早であるとしながらも、状況を注視し、外交努力を継続していく考えを示している。

 【ワシントン共同】カービー米大統領補佐官は18日の記者会見で、レバノンで起きた通信機器の一斉爆発に関し「一層大きな紛争に発展する事態を阻止するために集中的な外交努力を重ねている」と語った。米国は爆発に「いかなる形でも関与していない」と強調した。

 レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとイスラエルの緊張を巡り「対話による解決への道があると今も信じている」と説明。今回の爆発がパレスチナ自治区ガザの停戦と人質解放交渉に影響を与える可能性については「判断するには時期尚早だ」と述べるにとどめた。