ミャンマー 大雨による洪水などで226人死亡、77人行方不明 人道状況の悪化に懸念

AI要約

ミャンマーの軍事政権は、台風11号の影響で大雨による被害が出ており、226人が死亡し、77人が行方不明となっている。

洪水の被災者はおよそ63万人に上ると推計され、救援活動が困難になっている。

軍事クーデター以降抵抗勢力との戦闘が続いているミャンマーでは、今回の自然災害により人道状況が悪化する恐れがある。

ミャンマー 大雨による洪水などで226人死亡、77人行方不明 人道状況の悪化に懸念

ミャンマーの軍事政権は、台風11号の影響による大雨で、これまでに226人の死亡が確認されたと発表しました。

 台風11号から変わった熱帯低気圧がもたらした大雨は、首都ネピドーをはじめ各地で洪水や土砂崩れの被害を出し、軍事政権によりますと、16日までに226人が死亡し、77人が行方不明となっています。

 OCHA(国連人道問題調整事務所)は、洪水の被災者がおよそ63万人に上ると推計する一方、通信の遮断や道路の寸断が救援活動を困難にしているとしています。

 ミャンマーでは、2021年の軍事クーデター以降、国軍と抵抗勢力との戦闘が続いていて、今回の自然災害で人道状況が悪化する恐れがあります。