中国、台湾演習の映像公開 国防省、空母や無人機

AI要約

中国国防省が台湾攻撃を想定した演習映像を公開。空母打撃群や軍用機、無人機が登場し、台湾上陸攻撃のイメージが明らかになった。

映像は国営中央テレビも放映、習近平指導部は台湾統一への武力行使選択肢排除しない姿勢を示した。

演習内容にはヘリ輸送、無人機支援、地対空ミサイル攻撃、海や空封鎖などが含まれる。

中国、台湾演習の映像公開 国防省、空母や無人機

 【北京共同】中国国防省は17日、中国軍が台湾攻撃を想定して実施したとみられる演習の映像を通信アプリ、微信(ウィーチャット)の公式アカウントで公開した。空母打撃群や軍用機、無人機を動員した訓練が収録され、香港紙は「台湾上陸攻撃のイメージが明らかになった」と報じた。

 映像は国営中央テレビも放送した。習近平指導部は台湾統一に向けて武力行使の選択肢を排除していないことを内外に改めて示した。

 演習ではヘリコプターによる部隊輸送を無人機が支援。携帯式地対空ミサイルで敵から攻撃を受けたヘリが反撃し、無人機が地上にある目標を爆撃した。海や空を封鎖するため戦闘機などが出撃し、爆撃機がミサイルを発射した。